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コラボアイテムローンチ記念!Penguins Tactical MOTO氏インタビュー

MoonshotgearsとYoutubeチャンネル「Penguins Tactical」とのコラボアイテムが11月26日より受注販売しました。今回は発売に乗じてMoonshotgearsのショージがPenguins TacticalのシューターのMOTOにインタビュー。これまでの活動から、今回の製品開発でフィードバックした点について、シグネイチャーモデルや特典のこだわりポイントなど大公開!ぜひ最後までお見逃しなくご覧ください。

Penguins Tactical の活動と信念とは?

Moonshotgears ショージ (以下シ)「今日はよろしくお願いします!早速ですがMOTOさんのこれまでについて自己紹介をお願いします。」

Penguins Tactical MOTO (以下MO)「Penguins TacticalというYoutubeチャンネルでシューターをやっておりますMOTOです。本日はよろしくお願いします!僕は主にエアソフトガンにおけるシューティングトレーニング、テクニックの解説や最新の海外事情を皆さんに共有しようと思い2019年からYouTubeを始めて今に至ります。」

「いつも楽しく拝見させていただいております…!エアソフトシーンでいわゆるタクトレをメインに動画制作されている方ってかなり珍しいと思ったのですが、何かきっかけってあったんですか?」

MO「そうですね。元々大学時代からサバゲーはやっていたのですが、2019年にT.REX ARMSのYoutubeチャンネルでLiku Tacticalさんが実銃を撃つ動画があったじゃないですか、アレにすごい影響を受けてしまって…笑」

「あー!あれは衝撃でしたよね!なるほど、影響を受けて早速自分もやってみようとなったわけですね!」

MO「はい…笑。ただ、自分がやるにしてもLikuさんと同じことをするだけではいけないと思ったので、トレーニングの動画に加えて海外の銃関係の情勢やメーカーからの新着情報をわかりやすく日本のファンに伝えるこを主な目的としています。エアソフトは実銃とは違うので、その内容に齟齬が無いよう自分が納得できる情報や技術、根拠を持ってやることを信念にしていますね。」

「確かに、海外の情報ってまず言葉の壁で躓いてしまいますし、特に民間系の情報って雑誌でもあまり見かけませんもんね。僕も初めてMOTOさんの動画を見たときに、『この人ものすごく真面目な方なんだろうな…』って感じたので、今回このような形で製品開発のご協力をお願いしたのですがその節は大変お世話になりました。」

見た目のシンプルさからは想像が出来ないフィット感を体感してほしいと語るMOTO氏
身長162㎝の彼にとってこの選択は必然であったとも言える。

いくら良い物でも手に入らないものなら意味がない

「僕がこんな質問をするのも変なのですが、エアソフトにおけるプレートキャリアの意味についてMOTOさんはどうお考えですか?」

MO「突っ込んできますね(笑)。プレキャリ自体エアソフト、サバゲーにおいて不要ないんじゃないかという説はあるとおもいますが、良い効果をもたらす場合もあると僕は思います。特に胴周りに装備品をつける場合、チェストリグと比較してズレにくく安定しやすい点や、女性に言える事ですが胸のシルエットをカバーできるのでマガジン等の取り出しがしやすくなるといった点はプレキャリならではのメリットだと考えています。」

MO「また個人的な観点ですが、プレキャリを着用した状態でのシューティングスキルを身に付けることも意味があると考えています。エアソフトの楽しみ方は人それぞれ千差万別ですが、どうせなら格好いい装備を着てそれをうまく使いこなしたいじゃないですか…(笑)。僕自身、装備を着ることに対して格好よさを感じているのはもちろんですが、僕と同じ思いを持つ方々へのスキル・知識の提供をしていく上の経験としてプレキャリを使用したトレーニングは重要な意味を持っています。」

「なるほど、同じ志を持つ仲間のためにというわけですね!では次に、MOTOさんが今回のフィードバックテストで意識したポイントを教えてください。」

MO「普段から装備品はサイズ感を何より重視しています。自分は一般的な成人男性よりかなり小柄な方ですので、一般的なプレートキャリアのサイズが大きすぎるんですよね。いわゆるSAPIプレートのSサイズ専用製品って選択肢がものすごく限られてしまっているのでそこがネックでした。Frist SpearやVelocity SystemsからもSサイズのプレートキャリアがリリースされていますが、ALPCのような民間向けでスリックなスタイルのものは出会ったことが無かったので、試作品を着用させていただいた時の感動は大きかったですね!その時点で完成度がものすごく高かったので特にフィードバックする事無いんじゃないかな…って思いましたよ(笑)。」

「いやいや…(笑)。でも試作品は僕のサイズ感で作っていたので、テストしていただく中でいろいろな発見はありましたよね。」

MO「そうですね。特にカマーバンドの幅やショルダーパットの長さ等、快適なテンション感を持たせるためにそういった伸び縮みする範囲はこだわりました。また個人的にはmbavカットのソフトアーマーがあることが特によかったです。僕はリアルウェイトのダミープレートを普段から使用しているのですが、プレートと身体の間にソフトアーマーが挟まることによって生まれるフィット感や、運動時のズレにくさはこれが大きな要因かと感じています。常に適切な位置に留まってくれているおかげで、しゃがみ時や前かがみになった際にベルトキットへアクセスしやすいのも良いなと感じました。」

「実際、実銃シーンにおける防護品としてもソフトアーマーを入れることでバリスティックレベルが更に上がるので、特別不要な物でもないはずと思い’’ソフトアーマー+ハードプレート’’の組み合わせを今回取り入れてみました。功を奏したようで何よりです。」

MO「少し話がずれてしまうかもしれないのですが、エアソフターがより良い装備品を選ぶことについて、なんとなく海外メーカーがその頂点というイメージがありました。とは言え、海外製品は入手が容易ではない場合もあるので僕はなるべく日本で手に入りやすい製品を使って広めていくようにしています。いくら良い物でも手に入らないものなら意味がないですからね。その点Moonshotgearsさんではセミオーダーで製作してくれるので、時間こそかかれど確実に手に入るのは嬉しいポイントです。また、シンプルなものほど既存の製品の二番煎じのようなものになりがちですが、ソフトアーマーとハードプレートの組み合わせができるALPCは一周回って新しいものとしての印象がありました。日本のメーカーが日本人のために開発したというストーリーも非常に共感できる部分があります。」

「めっちゃ語りますね。」

MO「すみません。ダイレクトマーケティングしすぎました。」

二人「(笑)──」

MOTO氏へのインタビューのはずがまさかの逆インタビューを受けるショージ
製品開発やブランドホルダーとしての胸の内を語ることに

シグネチャーモデルの意味

MO「逆に僕からショージさんに質問なんですけど、どういった経緯で今回のようなシグネチャーモデルを発表してみようって思ったんですか?」

「え、どうしよう。質問されちゃった…。」

MO「(笑)」

「一言でいうと、レプリカ市場への抵抗ですね。」

「エアソフトって良くも悪くもプロがいない業界ですから、指針として何を選べば良いか分からない人がほとんどだと思います。またレプリカ品の価格が異常に安いこともあり、初心者向けに市場が適応しているというのもエアソフトにおけるレプリカ市場を形成している一端とも考えています。」

MO「確かに実物メーカー品と遜色ない出来のレプリカ品って沢山ありますし、海外トレンドを追っていたとしても価格的に手が届きやすいレプリカを選びがちというのはあると思います。」

「…でもこの趣味を深めるほどレプリカを買うのはこの文化を築いてきた先人達へのリスペクトに欠ける行為だなって僕は思ったんですよね。言ってしまえば海賊版ですから。作り手である以上、自分が今いる場所へのリスペクトは忘れてはいけないと。」

MO「確かに。実物原理主義とまではいきませんが、そういったリスペクトの心持ちは忘れないようにしたいですね。」

「そうそう、リスペクト。とは言え、レプリカを買うな!というのは些か無理な話でもあるので、どうにか流動的に皆の意識を動かせないかなと考えました。そこで思いついた方法の一つが、シグネチャーモデルを作るという事だったんです。シグネチャーモデルはメーカーが認めた存在、ある種プロであることを証明するものであるので、この業界におけるプロを作り、その価値を多くの人の指針にすることが出来れば、『その人が使っているアイテムが欲しくなる→結果的にレプリカへの興味を減らす』という動機を産むことが出来るんじゃないかなって…」

「ただこの活動には信用できるパートナーがどうしても必要で…。そんな時MOTOさんの活動を見かけて、『あ、この人多分いい人だ』って感じたので今回の企画にお声かけさせていただいた次第であります。」

MO「そうだったんですね(笑)。自分もYoutubeをやっていて何回かレプリカメーカーから案件が来ていたのですが、海外へのリスペクトという点で同じ思いを抱いていたのでお断りしていました。ショージさんからそういった信念でやっていらっしゃると聞いた時には断る理由がなかったですね。」

「あとは、作る側と対等な立場で意見交換できるプレイヤーの存在が欲しかったとも言えます。いずれにせよ僕のエゴなんですけどね(笑)。」

フロントは他社製品と組み合わせられる規格になっておりシンプルかつ自由なレイアウトでセッティング可能

Penguins Tactical Signatuerの特徴について

「さてさて、話が脱線してしまいましたが本製品についてMOTOさんのこだわりポイントを教えてください。」

MO「シンプルに欲しいカラーを作って頂きました。ベースにグレーを選んだ理由としては僕自身グレーが好きで、普段のトレーニング時もグレーのシャツやパーカーを愛用しています。また、銃を持った時の全体的なカラーバランスとキャラクター性を意識し差し色にブラックを用いています。特にカマーバンドのブラックが着用者の体型の印象を全体的に引き締めてくれるようにしています。」

MO「また、ALPCシナジーを生むアイテムも作りたいという僕自身の希望もあり、今回購入特典としてプルジップパーカーを製作させていただきました。ちょっとしたこだわりでもあるのですが、僕自身プレキャリと合わせる時に首回りのシルエットをどううまく見せるかを考えています。前も後ろもカッコよく決めたいなって(笑)。MoonshotgearsとのクロスオーバーデザインのグラフィックやPenguins Tacticalの新規ロゴのデザインにも注目してほしいです!!」

「ありがとうございます!では最後にこれを読んでくれたファンの皆様へ一言どうぞ!」

MO「ALPC自体が小柄な体型に合う設計になっているので、細身の僕のような体型で自分に合う装備が見つからないなという方にはぴったりだと思います!自分もALPCを着用した方々とトレーニングを一緒にやってみたいなと思うので、ぜひぜひ購入していただきたいなと思います!!」

「本日はありがとうございましたー!」

MoonshotgearsとPenguins Tacticalのロゴがクロスオーバーした背面プリントが特徴的なプルジップパーカー
Penguins Tactical Signatuerと組み合わせて着れるナイスなアイテムだ

商品リンク:【11/26 受注開始】ALPC Penguins Tactical Signature

12月5日に東京サバゲパーク、タクトレエリアにてMoonshotgears商品試着会が行われます。MOTOさんもゲストでお呼びしたので是非ともお手に取ってALPCの装着感をお確かめください!